【身体操作性を上げる体幹バランストレーニング】

こんにちは!COREトレSTUDIOの久志本です。

今回は、身体操作性を上げる為の体幹バランストレーニングについてお話しさせていただきます。

まず身体操作性とは簡単にいうと、いかに身体を思い通りに動かせるかということです。
これを向上させるための要素は柔軟性、可動性、巧緻性、認知力などたくさんあると思うのですが、体幹バランスもその身体操作性の要素に大きく含まれると考えております。

体幹というものは固める、動かす(動きを制御する)と言った使い方とトレーニングのアプローチがありますが、身体操作性を上げるという点で特に重要なのは、動かす(動きを制御する)方の体幹になります。

スポーツの試合などを見ていても、やはり体幹バランスが活かされているな(活かされていないな)、と感じる瞬間は激しく動いている時に相手選手とコンタクトがあった際などで、この際に必要なのは主に動かす方の体幹だと思います。

これを鍛えるために効果的なのは、「不安定な表面の上で身体を複雑に動かす」という類のトレーニングです。

恐らく日本においてそう多くない、体幹バランスをメインで指導しているCOREトレSTUDIOではこのトレーニングを効果的に行うため、久保建英選手や長友佑都選手など数々のトップアスリートを個人的に指導したスタジオ代表の木場克己が開発したファンクショナルマットを使用したトレーニングを行います。

もちろん目的別にどんなトレーニングをすべきかは、トレーナーが根拠を持って考える方が良いのですが、トレーニング知識がなくてもある程度は自分で考えた動きでも、するだけで身体がバランスを取ろうとするので勝手に動かす体幹に刺激が入るようになります。



また、できれば裸足で行うことによって足裏の固有受容器というバランス感覚のセンサーや足首周りの可動性が向上し、それらも身体操作性をアップさせてくれます。

つまり、このマットを使って身体を動かすだけである程度の身体操作性の向上の効果があります。

先日、ドイツ人の8歳と9歳の兄妹がトレーニング来られて、保護者も含め一切日本語は分からないので、僕が知っている限りの拙い英語で初回トレーニングを行う機会がありました。

相手は小さな子供、体幹トレーニングもやったことがない、しかも言葉も完璧には伝わらないという状況なので、ほとんど「動きを真似てもらう」形でトレーニングを進めました。

そんな絶望的に見えた状況でしたが、結果的には、BeforeとAfterでバランスの保持が明らかに向上しており、グラグラする状況でも体幹の力で体を制御できている感じになっていました。

この際、僕は基本的にファンクショナルマットを用いたトレーニングを多用しておりました。
このことから言えることは、難しい知識や説明なしでも、とりあえずファンクショナルマットの上でバランスを取ろうとするだけで体幹スイッチが入り、使えている状態になれるということだと思います。

この経験は僕の中でも大きな気づきになりました。

実際、このマットの上で数種類のバランストレーニングをした後に難しいバランスの動きすると、かなり思い通りにバランスをキープすることができます。

僕自身も日頃から、良いトレーニングとは細かい説明や知識なしに、「これをやれば誰でも勝手に正しく鍛えられる」トレーニングだと思っているので、ファンクショナルマットを使ったトレーンングは愛用しております。

COREトレSTUDIOでのトレーニングの際はもちろん、ファンクショナルマットは弊社のオンラインサイトでも販売しておりますので、ぜひチェックしてみてください!

ドイツからの小さなお客様

言葉の説明は最低限でも良いと思った瞬間でした。